100万回生きたねこ

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

絵本ネタ、思い出したのでもうひとつ。
おはなしのくに”っていう番組があります。教育テレビの中でもかなりの優良番組(だと勝手に思っている)。ときどーき、ちゃんと最初から最後まで観る。
先日、久しぶりに通しでみたときにやっていたのがコレ。
名作・100万回生きたねこ
子供の頃絵本で読んだ時は大して感慨受けなかったっていうか、正直あまり好きではなかったお話です。だって、ラストがすごく切ないんだもの。子供心にかなりショックを受けたんだったと思います。

100万回しんで、100万回も生きかえったねこがいました。たいそうりっぱなとらねこだったので、100万人のどのかいぬしもそのねこをとてもかわいがりました。
あるときは、せんそうずきな王様(おうさま)のねこでしたが、とんできた矢にあたってしんでしまいました。また、あるときは、船のりのねこだったが、海でおぼれてしんでしまいました。またまたあるときは、サーカスのねこでしたが、まちがえてのこぎりでまっぷたつにされてしんでしまいました。
ねこがしぬたびに、どのかいぬしもかなしみ、大きな声でなきました。しかし、ねこはどのかいぬしもきらいで、1度もないたことがありませんでした。ねこはしぬことなんか、ぜんぜんこわくなかったのです。
やがて、ねこは生まれかわってのらねこになりました。りっぱなとらねこだったので、めすねこがたくさんよってきましたが、ねこはだれよりも自分のことがすきでした。ところが、自分に見むきもしない白いねことの出会いが、100万回生きたねこをかえていきました…。
(番組ホームページより)

今回、語り手は萩原流行さん。
別に好きな俳優さんでもないですがなんでだか見入ってしまって。
…大人になってから改めてきくと、ずいぶん艶っぽく硬質な魅力にあふれたオハナシにきこえ。
今度絶対図書館で借りてこよう、と思いました。(買わないのかよ!)


そう、姫がこれから大きくなって「どうして生き物はみんな死んでしまうの?」という疑問をぶつけてきたらそのとき買ってきて読んであげよう。そうしよう。


関係ないですが、萩原流行さんと船越英一郎さんを同一人物だと思っていた時代があった私。
やっぱり似てませんかね〜?