お米を食べよっ!

天然生活 2005年 10月号

天然生活 2005年 10月号

大館の曲げわっぱ、いいですね〜。ご飯のおひつに施された工夫について、職人さんが語っておられるのを読んでしまうとほんとうにひとつ欲しくなってしまいます。
フランスの白い器や亀の子束子(たわし)やキュートなチェコのマッチ箱デザインのことを取り上げた記事もありました。
自宅で手作りの“ごはんの友”、なんて記事も。中でも私なめたけが大好物なんで、早速作っちゃいましたよ。
それに今号特別ふろくのクローバーとミツバチのマスコットのかわいらしさといったら!
この雑誌は近くのマックスバリュにお買い物に行ったついでに書籍コーナーで新刊が出ているとつい買ってしまい、かれこれ6冊め。いつも丁寧な紙面づくりで、自然と人に優しく素朴かつ贅沢な生活を提案してくれます。手作りモノに関する記事も素敵なのですが今はなかなか…。でもいつか、気持ちと時間に余裕が出来た時に試してみたいアイディアが満載です。
今回の特集は“お米を食べよっ!”とのことですがあまりお米のことにページ数は割かれていません。お米の扱い方を紹介した1ページは読み応えありました。
この記事に書かれている方法とは別に、私個人的にお米のとぎ方にはこだわりがあるので紹介します。コシヒカリの有名な産地に住む知人に昔教えてもらったコツに、自分なりの経験と知識をプラスしたもの。ご参考程度に。

  1. 最初に1度お米をざっと流しすすぐ。このときの水はなるたけ良い水を使うほうが良いそうです。最初に触れる水は乾いたお米にとても吸収されやすいのですね。
  2. 次にお米をとぎます。くれぐれもやさしくこすること。両手で揉むようにこすり合わせる、または片手の平で握っては落とすやりかたなら無駄な力がかかりすぎず、お米の粒を壊してしまう心配がありません。
  3. ここで2回、お米を水で流しすすぎます。
  4. ふたたびとぐ。
  5. 3回流しすすぐ。(5合くらいまでならこのあたりで米ヌカの濁りがほとんどなくなるはずです)
  6. 濁りが気にならなくなるくらいまで4-5を繰り返します。
  7. とぎあげたお米を炊飯釜に移し、浄水器などで作られたなるべく硬度の低い軟水を分量(無洗米は多目の水)注ぐ。最低10分以上浸した後、炊飯器のスイッチを入れる。ただし浸しすぎないように注意します。
  8. 炊き上がったらぐるり、と混ぜてごはん全体に空気を送るようにします。これを“天地返し”と云うそうです。
  9. では、召し上がれ!