le bonheur(ル・ボヌー)写真展

女性写真家・小山田 悦さん(以下、悦ちゃんサン)の個展を見に行きました。
これが今回の里帰りの主目的。
場所は中之島公会堂の会議室です。そんなところで?と驚いた私でしたが、行ってみてわかりました。それはとても素敵な場所。旧き良き時代の建築を現代にも活用したものは神戸や横浜などに多く見受けられますが、此処もそれらに決して劣るものではありません。絵になる外観に見劣りしないほど美しく修復を重ねられた内部。歴史が感じられます。余談としては、トイレのドアがすごいコトになっていて見モノです。あと、半地下になったカフェ『中之島倶楽部』もレトロシックな感じで良かったです。ここでもまたチーズケーキを食べてしまったよ。美味。
もとい、悦ちゃんサンは元々母の友人が開いているフラワーアレンジメント教室の生徒さんだった人で、そのご縁あって6月の末に1歳記念として姫の写真を撮って頂いたのです。あれは素晴らしいひとときでした。
今回の個展では姫の写真もけっこう大きく飾ってくださっていたので感激。3枚くらいあったうちの1枚、ハダカでお坐りしている後姿に天使の羽根がコラージュされて額に入れられた写真は特に、我が娘ながら(以下略)。コラージュ付きの作品は他には無かった(と思う)のでちょっと特別っぽ。うれしい。ごめんなさい、親ばかですね。
悦ちゃんサンの写真は“花嫁の1日”というテーマがルーツ*1。アトリエ名の『le bonheur』とはフランス語で“幸せ”を意味します。モノクロを主体として自然光で撮るやさしい写真たちが醸す雰囲気は幸せそのもの。
個人的に独学で友人の結婚記念写真などから撮り始め、いまでは某一流ホテルやその他有名レストラン等のブライダル撮影専属のお仕事があったり。最近になって、ブライダルだけではなくベビーや男性バレエダンサーさんの20歳記念の写真なども。それになんとあの水野真紀さんの婚礼撮影も手がけられたとか!個展の会場にはもちろんその写真もあって、その傍らにはさりげなく水野さんからのメッセージが。それによれば来月発売の水野さんのエッセイ本*2にも写真が載るそうです。楽しみ。
会場にはかわいいお菓子と飲み物のサービスがもうけられ、悦ちゃんサンの友人の手により訪れる人に手渡しでプチケーキの盛り合わせとサングリアが配られていました。それのみでなく*3、会場のしつらえもどこをとっても心がこもっていてとても癒されました。
写真が放つチカラ、それに悦ちゃんサン自身のあたたかい存在。彼女の側に集まる人々。
才能というものはこんなやさしくてまぁるいカタチであらわれることもあるのだなぁ、と感銘を受けました。
姫のアルバム、出来上がりが益々楽しみです。

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*1:実は私たちも入籍したときに撮ってもらいたかったのですけれどイロイロ事情があって延び延びになっているのですよね〜。もう遅いか。ドレスまであるのだから、近々いつか…と思っているのですけれど。

*2:雑誌『VERY』連載の内容だと思います。

*3:お土産にも小袋入りのお菓子をくださいました。入場無料なのに。ホントにいいの??