頭痛薬どうする?

アセトアミノフェンという成分があります。
これはいわゆる頭痛薬によく含まれているイヴプロフェン・ジクロフェナクなどといった成分とは異なり、治療レベルでは幼児・乳児にも用いられている解熱鎮痛成分。
インフルエンザとかのときには解熱剤として大人にもこれを処方することが多いようです。
この成分の他と違うところは、

  • アスピリンにアレルギーがある人にも使える
  • 鎮痛剤による(乳幼児に特有の)ライ症候群を引き起こさない
  • 痛みや熱のもととなっている炎症そのものを抑える効果はない

 ということがあげられます。
もちろん、

  • 強めの発ガン性が指摘されている
  • 過量摂取・アルコールとの同時服用などによる、肝障害・致死の危険性

 などという怖い一面も。
あくまで此処で私が記述することは、いちシロウトの戯言であることを心に留めておいてください。
実際、姫を産んでひと月くらいのころに、私が原因不明の高熱(40℃)で夜中に救急受診したときも“カロナール”というピンク色の細粒のお薬を処方されました。これはアセトアミノフェン単剤で、乳児にも処方されているものと同じお薬であるので母乳にでても心配はない、と言われました*1
そのときは頓服での処方だったので3回分ほど残っていたのですが、それも今日の午後始まった偏頭痛に耐え切れず最後の1回分を飲んでしまいました。
さぁ、どうする?
そこで調べてみたところ、市販薬では“タイレノール”というものと“宇津こども熱さまし”というものがアセトアミノフェン単剤のようです。
実は私、頭痛持ち。もっかの悩みは、いわゆる市販の頭痛薬が飲めないこと。妊娠前からずっと、一般的な市販の頭痛薬を飲むと必ずといっていいほど気分が悪くなっていたのでした*2。それでも或る時、日本版タイレノールが発売されたときいて試しに飲んでみたときは大丈夫だったのです。それまで鎮痛剤服用時に気分が悪かったのは気のせいだったのかとおもったほど。
そうか、もしかすると私はアスピリン系(もしくは他の解熱鎮痛薬効成分)に弱いのかもしれない。思わぬところで自分の体質を知るキッカケになりました。
今度、授乳期に市販薬を飲んでもいいのかどうか?も含めて、姫のかかりつけの小児科の先生に相談してみよう。ダメって云われそうだけど。
授乳期が終わっても、アセトアミノフェンは私の偏頭痛の頼もしい助っ人になってくれるかもしれません。

*1:厳密には心配ナイ、と決して言い切れるものではありません!

*2:有名な“バファリ○”などを飲むと、ひどい時はまる1日調子が戻りません。