水野美紀のインテリアセレブ紀行

ひっさしぶりに、こころから良い気分になれる番組でした。ナレーションは愛する渡部篤郎サンだったし。素晴らしいじゃないか。ビデオに録っておいてよかった。
貴方には生涯の伴侶とさえ云える様な椅子とか、もしくは自分なりの確固たるインテリア観はありますか?
私はまだ。
番組中に紹介されていた、ミースの“世界一美しい家”や安藤忠雄氏も感銘をうけたというコルビジェの教会や和のテイストあふれるフランク・ロイド・ライト邸などは、かなりショック。写真やグラビア記事ではなく映像でみせられると、もう。良い意味での刺激を与えられた、そういう感じ。
片っ端から気に入ったものを財力に任せて手に入れ、それらで家中をかざりたてることなんて“インテリア”じゃない。自分だけにしかつくりえない空間を創造することなんだ。そう思いました。
そこに住むひと、訪れるひとが空間と価値観を共有する場所をつくること。それがインテリア(内装)。なにも、物質面だけ立派であれば良いってことではない。見回してみれば、自分の周囲には余計なもののなんと多いことか。
まずは不必要なものを削ぎ落としてからでないと、本当に自分の本能的な感性は働かないのかもしれないです。創造主・神さまも、なにもないところから全てをおつくりになったのですから。
そんなことを考えました。
http://miki-interior.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/index.htmlhttp://miki-interior.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/index.html