柳櫻堂のやまざと柿

ママ友がくれたおみやげ。愛媛銘菓だそうです。
とても上品な甘さの求肥(ぎゅうひ)餅に、これもまた上品なほどよい量の干し柿餡がくるまれて、個包装されています。
特殊包装によって半月ほども日持ちするとか。これほどのお菓子が日持ちするというのが凄いと思います。かつてお菓子を販売していた経験上、お餅系のお菓子はなかなか日持ちしづらいものが多いと知っていたので感心しました。
食後に義母宅へ持って行き皆でいただいたのですが、もう写真を撮るまもなくぺろりとなくなってしまったほどで、義母や殿にも大好評。
立秋*1も過ぎ、時節は処暑*2。これは暑さも止まる、の意味とのこと。
たしかにここのところ朝晩の空気に涼しさを感じるようになりました。逸れていった台風といい、ぬるま湯のようだった水道水が手肌に快い温度になってきたことといい、秋の気配が確実に迫ってきているよう。
この干し柿のお菓子のやさしい風味が秋の気配も運んできてくれたように思えて、素敵な初秋のデザートとなりました。

*1:立秋の入りは8月7日

*2:処暑の入りは8月23日。